3500-13-12-2-1

ツーリングの記録等に使おうと思っていたが。。。タイトルは最初の記事の3500km, 13日, 12ヶ国, 自動二輪, 空冷単気筒の意。

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俺負け組。

医学誌のランセットに何故か捕鯨の話題が載っていた。

End to whaling ban?
Maumi, Lancet 374: 12 (2009)

7月に出たもので、中身はIWC会議のレビューなど。医学誌なのでこれは論文ではなくちょっとした読み物。「商業捕鯨を再開した方が殺されるクジラの数は少なくなる」と、ホガース議長は事態打開のために結構がんばってくれたみたいだが、結局変わらなかったのかな。リファレンスではこんなのがサイトされていた。

http://www.greenpeace.org/australia/news-and-events/opinion/japanese-perspective-on-whalin

Raihani N, Clutton-Brock T. Why Japan’s whaling activities are not research.
New Scientist 2009; 2713: 22–23.

http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/8119843.stm

http://www.greenpeace.org/international/press/releases/a-day-early-and-years-too-late

http://www.seashepherd.org/news-and-media/editorial-090625-1.html

http://uk.reuters.com/article/idUKLQ624921



New Scientistの記事についてはflagburner's blog(仮)で既に取り上げられていた。
http://blog.goo.ne.jp/flagburner/e/73584710b93d1b3960624dbf3993178d

3番目のBBCの記事だが、こんなレジェンドがついているけど写真は調査捕鯨のものなのかな?

A clause in the convention means countries can hunt whales for research


なんか千葉のツチクジラにみえるんだけど。

ところでイルカ猟が叩かれているが、ハクジラ類と言えば社会構造、というわけでどんな研究があるのかgoogle scholarでみてみた。論文とか本とか色々出ている。

Trawling and bottlenose dolphins' social structure
Chilvers and Corkeron, Proc R Soc Lond B 268: 1901-1905 (2001)

は(アブストをざっとみただけだが)タイトルの通り、人間の漁業活動とハンドウイルカの社会性について論じている。人間の活動がイルカの社会性に影響を与えている一つの例だが、ではイルカ猟は日本沿岸のイルカにどのような影響を与えているのだろうか。

北海道大学なんかではネズミイルカを衛星を使って追いかけたりしているらしいが、IKANの資料によればネズミイルカはイルカ猟の対象ではないようだ。日本沿岸のイルカ猟の対象となるイルカの研究というのはあるのか?イルカ猟への賛否はおいといても、商業利用の対象となる野生動物の特性を把握するのは「持続的利用」を掲げるのならば当然やるべきことだろう。イルカなんて水族館で芸をやる分だけいれば充分だと思っているのかもしれないが。

パブリケーションレコード
をみる限りでは、鯨研はイルカの生態研究はしていないみたいだ(10/21追記 リンク先は南極海での調査捕鯨に関するパブリケーションレコードなのでこの文脈ではまったく不適切な参照でしたな。沿岸捕鯨に関する調査はどの程度やられているのか)。批判があった場合にきちんとデータを示して反論できるようにしとこうとか思わないのかね、というのは全く無理な相談で。

http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/t2/whalecircle_html

こんな政治的関係の中では、現実路線に沿ったまともな捕鯨研究(沿岸捕鯨における小型鯨類の管理体制の模索、あるいは南極での捕鯨が商業的に成り立つかを真剣に検討すること)すら提案できる雰囲気じゃないだろうね。

日本の研究体制: ? このような研究条件はさらに深く研究体制とかかわっており、企業・行政・研究の間の矛盾に根ざしていることを認識する必要がある。
鯨類資源管理理論に関するコメント 和田一雄
哺乳類科学 第28・29合併号 1974年6月 47?52


2ちゃんねるなんかで異様にハイレベルな議論を見かけるけど、専門家も本来の意味での勝ち組と負け組に別れているようだ。商業捕鯨を再開できると本気で信じているか、仮に反捕鯨感情がなくても遠洋捕鯨はもはや経済的に成り立たないと考えているかの違いである。
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テーマ:捕鯨・反捕鯨問題 - ジャンル:政治・経済

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