3500-13-12-2-1

ツーリングの記録等に使おうと思っていたが。。。タイトルは最初の記事の3500km, 13日, 12ヶ国, 自動二輪, 空冷単気筒の意。

ゲバラへの回答

ごろなお通信より。

ゲバラは、五十九年キューバ革命のあと、日本に大使として来日して
広島の原爆資料館を見たあと、次のようなコメントをしている。
「貴方達は、アメリカに、これほどのことをされながら、従属しているのか」


紙屋研究所の書評にもゲバラの広島訪問が紹介されています。
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/guevara.html

従属する理由について、「完全覇道マニュアル」にヒントらしきものが。

第4章 支配地での反乱 より

マキャベリは君主政体には二つの統治方法があるといっているのだけど、そのうちの一つは占領後の統治が簡単で、もう一つは難しいんだ。


 一人の強力な君主と下位の雇われ君主からなる政体は倒すのは難しいが倒してしまえば統治は容易、封建諸候の連合体は倒すのは簡単だがその後の統治が困難であると説明されています。

 日本では天皇が全国民的に支持されていた事と長期戦で厭戦気分が蔓延していた事が米国の支配を容易く受け入れる下地になっていたと思われます。米国は天皇の権威を利用し、「A級戦犯」に全責任をなすり付けることで、米軍を「解放軍」として演出できたのではないでしょうか。この点、大統領が全国民的支持を集めていたわけでなく、国内にいくつもの民族、宗教を抱え込んでいたイラクの正規軍を叩きつぶすのは容易だったけど、その後の統治に苦労しているのもマキャベリの想定範囲内です。

第7章 極悪非道の正しい使い方 より

マキャベリはね、極悪非道には『良い極悪非道』と『悪い極悪非道』があると言っているんだ。(略)極悪非道を繰り返し用いるのは『悪い極悪非道』なんだ。


 以前戦中派の人と話をした時、戦後米ソが食糧物資を援助してくれたことには感謝していると言っていたので、食糧物資を供給することである程度恨みを緩和できるのでしょう。沖縄県民を多数殺害した鉄の嵐とも形容される攻撃を行った米軍ですが、その一方で周到な住民対策を練っていました。数万人分の食糧、衣服、テントや医薬品の供給、さらに米軍将兵には住民と接する際の教育用パンフレットを配布。日本占領に際して、国力豊かな米国は出来る限り恨みを買わない「良い極悪非道」を実践できたのです(通常兵器と核兵器による空爆をあれほど行っても)。資源に乏しい日本は「良い極悪非道」を実行できず、例えば一国の首都を攻略する際に戦災難民を保護するどころか多数殺害したのは歴史家の記す通りです。

 ゲバラは君主論を読んでいなかったか、もしくは君主の発想をする人間ではなかったみたいです(そんなことを考える前に死んだのかもしれないが)。それが彼が愛される理由でもあると思います。
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