3500-13-12-2-1

ツーリングの記録等に使おうと思っていたが。。。タイトルは最初の記事の3500km, 13日, 12ヶ国, 自動二輪, 空冷単気筒の意。

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漫才師

赤の女王とお茶を:科学の四象限について
http://d.hatena.ne.jp/sivad/20081027

科学の歴史は問題意識の歴史です。


 これは興味深い。知のための科学/人のための科学ってのはまるで捕鯨管理でのNMPとRMPの違いみたいではないかと。捕鯨管理方式の変遷は

国際捕鯨規制の科学と政治 大久保彩子 海洋政策研究 4: 35-51 (2007)
http://www.sof.or.jp/jp/report/index.php

で丁寧に解説されていますが(これを読んではじめて石井さんの言う「外交に影響与える科学」がどんなことを意味しているのかおぼろげに理解できた)、勝川さんも簡単に解説してくれています。

鯨害獣論について考えた
http://kaiseki.ori.u-tokyo.ac.jp/~katukawa/blog/2007/11/post_237.html

 クジラについての出来るだけ正確な生物学的情報を得た上での捕鯨管理を目指したNMPは何が正確な事実なのかについて科学者間の合意が得られず挫折。そこで科学的な不確実性があることを前提として、それでもなお安全な捕鯨管理の確立を目指したのがRMP。RMP/RMSについては理屈通りなら捕鯨禁止のサンクチュアリに匹敵するクジラ保護の効果があると論じられているにも関わらず、それを台無しにする形で日本が提唱し始めたのが「生態系モデル」。RMPですら完成に長い期間を要したことと、「生態系モデル」の問題設定はNMPと同様であること(すなわち科学者間の合意が極めて得にくいこと)から、日本の捕鯨外交の目的は商業捕鯨の再開ではなく、調査捕鯨の永続化にあると指摘されています。そもそも南極捕鯨再開に意欲的な企業もないうえ、仮にクジラの個体数が乱獲以前の状態に回復してもそこから安定的に得られる鯨肉は100万トンに満たないでしょう。現状では1万トン未満。数億人の飢餓人口を支えるには脆弱すぎます。

おまえってやつは大した漫才師だよ。冷凍グリーンピース一袋で、第三世界の飢えた連中を救おうとするみたいなもんだ


 ?アーヴィン・ウェルシュ「トレインスポッティング」より

内田樹の研究室:会議と書類の大学
http://blog.tatsuru.com/2008/10/26_1313.php

5号館のつぶやき:「会議と書類の大学」はおとぎ話ではない
http://shinka3.exblog.jp/10016950/

 文科官僚の自己満足のために、さして重要でない書類作成にリソースをつぎ込んだあげく、肝心の研究・教育の活性が低下することが懸念されているわけですが、毎年南極の鯨類調査というネイチャーやサイエンスへのポールポジションを約束された研究調査を行いながら論文が出せない例の団体を思い出してしまいます。一部の調査結果については絶賛されているそうですが、大局的にダメダメなのは必要のない捕殺と重要でない死体データの計測に人手や時間が割かれるからじゃないのかと思ったり。誰も望んでいない南極捕鯨を追求する日本の捕鯨科学はまさに飼いならせない不条理。

Dessine-moi un mouton
Apprivoiser l'absurdité du Monde


 ?Mylene Farmer 'Dessine-moi un mouton'
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テーマ:捕鯨・反捕鯨問題 - ジャンル:政治・経済

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