3500-13-12-2-1

ツーリングの記録等に使おうと思っていたが。。。タイトルは最初の記事の3500km, 13日, 12ヶ国, 自動二輪, 空冷単気筒の意。

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不謹慎ながら

ゲームとクジラ
http://kkneko.sblo.jp/article/18421324.html
経由で
http://www.4gamer.net/games/036/G003691/20080807035/
http://www.4gamer.net/weekly/kaito/083/kaito_083.shtml
http://www.mcvideogame.com/
http://www.molleindustria.org/faith-fighter

 ブラックジョークは大好きなのでこの手のゲームなどゲラゲラ笑いながら楽しんだのですが。
http://jp.youtube.com/watch?v=nR4KN6EfX6M
 件のHarpoonedのデモ動画の途中でミガルーが出てきますね。ミガルーは最近5号館のつぶやきで知りましたが、アルビノのザトウクジラです。
43-01.jpg
参考
5号館のつぶやき:ザトウクジラの捕獲は中止
http://shinka3.exblog.jp/7801088/
http://www.migaloowhale.org/
http://www.shakamarlin.com/migaloo.htm

 水産資源学者の勝川俊雄さんはザトウクジラ捕獲についてこのようにコメントしています。
日本の捕鯨外交に関する論文を送っていただいた
http://kaiseki.ori.u-tokyo.ac.jp/~katukawa/blog/2007/11/post_244.html

わざわざザトウクジラの捕獲を宣言したりするのは、
どうみても反捕鯨陣営を挑発しているだけだろう。


 相手を挑発して衝突を引き起こす、シーシェパードなんかと似た手口ですな。シーシェパードの次なる戦術としてこんなのはどうでしょう。

「RESEARCH」と書いたプラスチックの刀(子供が遊びに使うアレ)を持って太地の水族館を訪れ、胃の内容物調査のために腹びれ付きイルカを殺させて欲しいと申し入れ、押し問答の一部始終をマイケル・ムーアの映画の様に公開する。名付けて「オペレーション・タケゾー(武蔵)」。

 ゲームについてですが、クジラを狩って肉を売り金を稼いで研究と称する点を痛烈に皮肉っています。捕鯨をしないと研究資金を稼げないという点、下記の指摘通り、調査捕鯨は科学活動としてかなり異質なのです。

2点目は、調査捕鯨は同条約が認める「科学目的」なのかという問題だ。調査捕鯨の年間経費は約60億円。このうち国の補助金などを除いた約50億円をクジラ肉の売上金でまかなっている。売上金がなければ捕鯨関連団体は維持できず、船舶会社も捕鯨船の建造費などを回収できなくなる。この枠組みは「経済行為」そのものであり、そこには研究者の主体性が反映される余地などない。決して、同条約が認める「科学目的」ではないのだ。
粕谷俊雄 (毎日新聞 2005年10月3日)
http://3500131221.blog120.fc2.com/blog-entry-31.html


The commercial nature of Japan’s whaling program conflicts with its scientific independence. Japan sells meat from the whales it kills on commercial markets and assigns “scientific whaling” quotas to individual whaling villages. These commercial ties create a profit incentive to kill whales even when no scientific need exists, raising troubling questions about the motives behind Japan's program.
Briand et al. (The New York Times, May 20, 2002)
http://3500131221.blog120.fc2.com/blog-entry-40.html


 さて話は変わりますがこのようなものを見つけました。

Multiple analysis of the whaling issue: Understanding the dispute by a matrix
Morishita, Marine Policy 30: 802–808 (2006)

 水産庁の森下さんによる論文です。このような表で分野毎の捕鯨問題の歴史的遷移を大本営側の視点から説明しています。
Appendix A. Historical transition of the whaling issue: a matrix
1960s - 1970s - 1980s - 1990s - 2000s
[Science]
Uncertainty - Comprehensive Assessment - RMP - Competition with fisheries
[Status of whale stocks]
Some depleted - Many stocks recovering - Some stocks abundant enough to allow harvest
[Law and Regulation]
BWU-Individual species quotas- NMP - Moratorium - RMP - RMS (not implemented)
[Economy]
Whaling industry - Anti-whaling NGO fundraising - Mega-NGOs
[Politics]
Stockholm conference - Japan bashing - Brain washed "world opinion" -NGO influence on public policy - Dysfunctional IWC
[Culture and emotion]
Globalism, cultural clash, cultural imperialism - Respect for cultural diversity

 漁業との競合の可能性が現在の科学トピックだそうですが、本文にはこうあります。

An emerging issue in the science of whales is the role of whales in the ecosystem. When stomach contents were analyzed as part of the scientific whaling programs, it was found that baleen whales eat a large amount of commercially important fish [7].


その文献[7]はこれ。
[7] Morishita J, Goodman D. Competition between fisheries and marine
mammals―feeding marine mammals at the expense of food for
humans. In: Proceedings of the Third World Fisheries Congress, 31
October–3 November 2000, Beijing, Reprinted in: A New Focus for
the International Whaling Commission. Published by The Institute of
Cetacean Research, Tokyo. 2001.

 森下さんは官僚、Goodman氏は鯨研のスポークスパーソン。学術論文でもなく、科学者でない人間による会合での発表となると根拠薄弱もいいところですな。またネットで森下さんはこのように説明しています。
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c33

「クジラが大量の魚を食べるから,漁業と競合しているから捕獲すべきだ」という考え方は,しばしば誤って伝えられるか,意図的に誤って伝え,捕鯨支持の主張がおかしいという理由に使われています。
 例えば,漁業との競合の「可能性」については,我々は世界中の海洋で生じているとは言ったことはなく,むしろいくつかのホット・スポットで重要な問題である可能性があると考えています。


Goodman氏も似たような事を言ってましたな。
Africa fish fall blamed on Japan
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7470934.stm

Dan Goodman, a councillor to Japan's Institute of Cetacean Research which manages the nation's scientific whaling programme, said Japan had never said that whales were the cause of declining fish stocks.


 結局どの海域でどの鯨種、どの魚種が焦点なのかという具体的な話は見たことがありません。仮に競合があったとしても、いくつかの論文から察するにごく限定的なものでしょう。クジラが人類の漁業を脅かすなどあり得ないのですよ、その逆はあっても。競合の可能性を検証するといっても、トピックの重要性に大きな疑問が残ります。

 ついでに捕鯨にまつわる話でよく言われるのに、反捕鯨運動はベトナム戦争への批判をかわすために米国が仕組んだもの、というのがあります。上記の森下さんの論文ではこのように表現されています。

It is now widely believed that the United States had brought up the whaling issue at the conference in order to turn the world's attention away from the US defoliation tactics in the Vietnam War which caused large-scale environmental destruction and a health hazard [13].


 「広く信じられている」と指摘しているのであり、決して事実であると主張しているわけではありません。なかなか尻尾をつかませない非常に慎重な書き方です。その文献[13]は何かというとこれ。
[13] Yonezawa K. Foes of whaling lack logic. The Japan Times; 1994.

ここで全文読めます。
http://luna.pos.to/whale/gen_art_yone1.html

As I witnessed, and as documents in the United States National Archives corroborate, this last-minute maneuver was, it appeared, part of a grand design to divert the Stockholm Conference's attention from the mounting bitter criticism of the Vietnam War.


 公文書として確認できるのか?だとしたらどうして学術論文とかになっていないのか。捕鯨推進大本営の御用学者なんて分野を問わず結構いるようにみえますが。捕鯨を文化と結びつけて論じる「捕鯨文化論」が広告屋によって作られたものであることは広告会社の内部資料や新聞記事などの記事検索で確認できますが、これに対して反捕鯨運動はベトナム戦争批判をかわすためという話、はたして学術的検証に耐えられるものでしょうか。
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テーマ:捕鯨・反捕鯨問題 - ジャンル:政治・経済

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