3500-13-12-2-1

ツーリングの記録等に使おうと思っていたが。。。タイトルは最初の記事の3500km, 13日, 12ヶ国, 自動二輪, 空冷単気筒の意。

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俺のRI取り扱い日記

 私が放射性同位体(RI)を使って実験していた頃の話です。私が主に使っていたのはP-32(DNAをラベルするのに使用。半減期は2週間でβ線を出す)。2重扉で外部と隔離されたRI取り扱い区域では飲食禁止。ピペット等の実験器具もRI実験専用のものがおいてあり、外部との物の移動は最小限にとどめられています。作業中は専用白衣とフィルムバッジ着用。放射線を遮蔽するために、透明アクリル板が使われていました。入出の際の汚染チェックと入出記録は義務です。

 自分のRI取り扱い経験からいえば、放射能汚染の可能性がある物は外部に持ち出さないのが基本です。伝聞ですが、小さな事故が実験室内でおきたことがあります。RIでラベルされた溶液が床にこぼれた程度のものですが、しばらくは半畳ほどのスペースが立ち入り禁止区域になっていました。こうした事故の際の行動の基本は、自分は外に出ず、内線を使って外の人に応援を求め、汚染の拡大を防ぐことです。幸い、私はこの事故とは無関係でしたが、ベンチが汚れている(放射線が検出される)と管理者から除染を命じられます。

 チェルノブイリの事故ですら、その全容はまだ分かっていません。動物への影響は、ようやく鳥類への影響が報告され始めた所です。チェルノブイリの鳥類研究のレビュー(pdf)がありますが、これが指摘する通り、福島第一原発から海洋へ流出した放射能が生態系にどういう影響を与えるかは、今後、相当な期間と労力をかけた調査が必要になるでしょう。

 最後に。RI取り扱いに際して講習を受けますが、放射線防護の基本は線源から距離をおく事と適切な遮蔽と学びました。実験室ではニコニコしていろ、などと言われた記憶はありません。
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